1. 事業の必要性
アルメディオは、特に断熱材事業で重要な役割を果たしています。太陽光発電関連の製品(拡散炉用ヒーターモジュール)に強みを持ち、中国市場における需要が高く、再生可能エネルギー発電に寄与しています。これは、エネルギーの持続可能性という観点から、人類にとって必要とされる事業と言えます。
2. 株価の割安性
ネットキャッシュ計算
- 流動資産:8,108百万円
- 投資有価証券:なし(報告なし)
- 負債合計:2,204百万円
ネットキャッシュ = 8,108百万円 – 2,204百万円 = 5,904百万円
ネットキャッシュ比率
- 時価総額 = 株価 × 発行済株式数
- 株価:390円
- 発行済株式数:20,806,316株
時価総額 = 390円 × 20,806,316株 ≈ 8,115百万円
ネットキャッシュ比率 = 5,904百万円 / 8,115百万円 ≈ 72.7%
株価の割安基準
- ネットキャッシュ比率:72.7%(100%未満)
- PER:123.44円 / 390円 ≈ 3.16倍
- PBR:364.86円 / 390円 ≈ 0.93倍
ネットキャッシュ比率は100%を超えていないが、PERは8倍以下、PBRは1倍以下となっており、割安と判断できます。
3. 社長の性格
高橋靖社長は、積極的に事業構造改革を推進し、機能性材料メーカーへの転換を図るなど、企業の成長を意識したリーダーシップを発揮しています。これは外交的な性格を示唆していると考えられます。
4. 経営者の株主重視の考え方
- 2024年3月期は株主への還元として、利益剰余金を大幅に増加させるなど、株主重視の経営姿勢が見受けられます。
- 自己株式の取得や新株発行などの財務活動も行っており、資本政策において株主の利益を意識した動きが見られます。
結論
アルメディオは、エネルギー問題に貢献する事業を展開しており、必要とされる企業であると判断できます。株価も割安であり、経営者は外交的で株主重視の姿勢を持っています。したがって、総合的に見て投資対象として有望と考えられます。
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