第14回:配当金って何? 〜会社からのプレゼント?〜
こんにちは!今日は「配当金」について学びます。配当金は、株を持っている人にとってうれしい「おまけ」のようなものです。でも、本当にただのプレゼントなのでしょうか?一緒に考えていきましょう。
配当金って何?
配当金は、会社が儲けたお金の一部を、株主(株を持っている人)に分配するものです。
- 会社の利益を株主と分け合う仕組み
- 会社への投資のお礼のようなもの
配当金はどうやって決まる?
- 会社の儲け:
- 儲けが多いほど、配当金も多くなる可能性が高い
- 会社の方針:
- 儲けを配当に回すか、会社の成長に使うかを決める
- 1株当たりの配当金:
- 例:1株につき10円の配当
- 持っている株の数:
- たくさん持っていれば、もらえる配当金も増える
配当金の計算例
想像してみよう:
- ABCラーメン株式会社の株を100株持っている
- 1株当たりの配当金が5円
計算:5円 × 100株 = 500円の配当金
つまり、500円分のラーメンが食べられるね!
配当金をもらえる人は?
- 基準日に株を持っている人
- 会社が決めた日に株を持っていれば配当金がもらえる
- 例:3月31日が基準日なら、その日に株を持っている人
- 権利落ちに注意
- 基準日の少し前に株を買っても配当金をもらえないことがある
- 株価が配当金分下がることも
配当金の種類
- 現金配当:
- 一番よくある形。お金をもらえる
- 株式配当:
- お金の代わりに株をもらえる
- 持っている株が増える
- 中間配当:
- 年に2回配当金をもらえる会社もある
配当金は本当にいいこと?
メリット:
- 定期的に収入が得られる
- 会社の業績が良いことの証
デメリット:
- 配当金を出すと、会社の成長のためのお金が減る
- 税金がかかる(配当金も立派な所得)
配当金の賢い使い方
- 再投資:
- もらった配当金でまた株を買う
- 少しずつ投資を増やせる
- 貯金:
- 将来のために貯めておく
- 生活費に使う:
- 大人になったら、配当金で生活する人もいる
まとめ
- 配当金は会社の儲けの一部をもらえるもの
- 会社の業績や方針で決まる
- 基準日に株を持っていることが大切
- メリットもデメリットもある
- 配当金の使い方を考えるのも投資の勉強
配当金は、会社と株主がwin-winの関係になれる素敵な仕組みです。ただし、配当金だけを目当てに株を選ぶのではなく、会社の成長性なども考えて選ぶことが大切です。
次回は、「税金のこと:利益が出たら払わなきゃいけないもの」について学びます。投資で儲けたときに気をつけることを知っていきましょう!
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