第3回:株式って何?会社の一部を持つってどういうこと?
こんにちは!前回は会社について学びましたね。今日は、会社と深い関係がある「株式」について、もっと詳しく知っていきましょう。
株式って何?
株式は、会社の小さな一部分を表す「証明書」のようなものです。会社を大きなケーキだと想像してみてください。そのケーキを小さく等分に切り分けたひとかけらが、株式なのです。
株式を持っている人のことを「株主」と呼びます。株主は、その会社の「オーナー」の一人になるんです。
なぜ会社は株式を発行するの?
会社が大きくなるためには、たくさんのお金が必要です。新しい工場を建てたり、新製品を開発したりするには、大きな費用がかかります。そこで、会社は株式を発行して、多くの人からお金を集めるのです。
これは、みんなでお金を出し合って、大きな夢を実現するようなものです。
株主になるとどんないいことがあるの?
- 配当金がもらえる: 会社が儲かったとき、その利益の一部を株主に分配することがあります。これを「配当金」と呼びます。ケーキに例えると、ケーキが大きくなったときに、追加でもらえるひとかけらのようなものです。
- 会社の成長を一緒に喜べる: 自分が株主になった会社が成長すると、株式の価値も上がります。つまり、会社の成功があなたの成功にもつながるのです。
- 会社の決定に参加できる: 株主は、会社の重要な決定に対して投票する権利があります。これは、会社の未来を決める際に、自分の意見を言える機会なのです。
株式を持つときに気をつけること
株式を持つことには、いいことがたくさんありますが、気をつけなければいけないこともあります:
- 価値が下がることもある: 会社の調子が悪くなると、株式の価値が下がることがあります。これを「損をする」といいます。
- すぐにお金に戻せないかも: 株式は、買いたい人が見つからないと、すぐにお金に戻せないことがあります。
- 会社のことをよく知る必要がある: 株主になる前に、その会社がどんなことをしている会社なのか、よく調べる必要があります。
株式の買い方
株式は、「証券会社」というところを通じて買うことができます。でも、未成年の人が株式を買うには、保護者の人の同意が必要です。大人になったら、自分で判断して株式を買えるようになります。
まとめ
株式は、会社の小さな一部分を持つことができる特別な仕組みです。株主になると、会社の成長を一緒に喜んだり、時には配当金をもらったりすることができます。でも、リスクもあるので、よく考えて決める必要があります。
みんなも大人になったら、好きな会社の株主になれるかもしれませんね。どんな会社の株主になりたいか、考えてみるのも面白いかもしれません。
次回は、たくさんの人が株式を売り買いする「株式市場」について学びます。お楽しみに!
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