子供向け株式講座

Finance

第12回:株価の読み方 〜グラフや数字を理解しよう〜

こんにちは!今日は株価の読み方について学びます。株価を表すグラフや数字は、最初は難しく見えるかもしれません。でも、基本を押さえれば、株価の動きを理解できるようになりますよ。

株価って何?

株価は、1株(会社の一部分)がいくらで売買されているかを表す数字です。例えば、「ABC社の株価は1,000円」というのは、ABC社の株を1つ買うのに1,000円かかるということです。

株価を表す主な数字

  1. 始値(はじめね): その日の最初の取引価格
  2. 高値(たかね): その日の最も高かった価格
  3. 安値(やすね): その日の最も安かった価格
  4. 終値(おわりね): その日の最後の取引価格

これらは、1日の中での株価の動きを教えてくれます。

株価のグラフを読もう

株価のグラフは、株価の変化を絵で表したものです。横軸が時間、縦軸が株価を表しています。

  1. 折れ線グラフ
  • 一番シンプルなグラフ
  • 株価の変化の傾向が分かりやすい
  1. ローソク足チャート
  • 少し複雑だけど、たくさんの情報がわかる
  • 1本のローソクが1日分の情報を表している
  • 上が高値、下が安値、太い部分が始値と終値

ローソク足チャートは、こんな形をしています:

    ┃  高値
    ┃
 ┏━━━┓ 終値
 ┃   ┃
 ┃   ┃ 始値
 ┗━━━┛
    ┃
    ┃  安値
  • 終値が始値より高いと、中が白や緑色(上がった)
  • 終値が始値より低いと、中が黒や赤色(下がった)

株価を見るときの大切なポイント

  1. 時間の単位を確認
  • 日足(1日ごと)、週足(1週間ごと)、月足(1ヶ月ごと)など
  • 長い期間で見ると大きな流れが分かる
  1. 比較する
  • 他の会社の株価と比べてみる
  • 市場全体の動きと比べてみる
  1. 出来高(できだか)をチェック
  • 出来高は、その日に売買された株の数
  • 出来高が多いと、多くの人が注目している
  1. 急な変化に注目
  • 株価が急に上がったり下がったりしたら、何か大きなニュースがあったかも

株価を読む練習をしよう

  1. 新聞の株価欄を見てみる
  2. インターネットで好きな会社の株価を調べる
  3. 毎日同じ時間に株価をメモして、グラフを作ってみる

まとめ

  • 株価は1株の値段を表す
  • 始値、高値、安値、終値が基本の数字
  • グラフは株価の変化を絵で表したもの
  • ローソク足チャートはたくさんの情報を一度に見られる
  • 時間の単位、比較、出来高、急な変化に注目しよう

株価の読み方が分かると、会社の調子や、世の中の動きが見えてきます。毎日の練習で、株価を読む力をつけていきましょう!

次回は、会社の健康診断について学びます。決算書の基本を知って、会社の中身を見る目を養っていきましょう!

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