子供向け株式講座

Finance

第10回:株の種類 〜大きな会社、小さな会社、外国の会社〜

こんにちは!今日は株式市場にある様々な種類の株について学びましょう。株の世界は、まるで大きな動物園のようです。色々な会社の株があって、それぞれ特徴が違うんです。

1. 大きな会社の株(大型株)

大型株は、とても大きな会社の株のことです。

  • : トヨタ自動車、ソニー、任天堂など
  • 特徴:
    • 安定している(急に潰れる心配が少ない)
    • 多くの人が買い売りするので、株を売りたいときに売りやすい
    • 成長はゆっくりかもしれないけど、長期的に見ると安定した成長が期待できる

大型株は、大きな象のようなものです。ゆっくり歩くけど、強くてなかなか倒れません。

2. 小さな会社の株(小型株)

小型株は、まだ小さな会社や新しい会社の株のことです。

  • : 新しく始まったゲーム会社、小さな町の有名なお菓子屋さんなど
  • 特徴:
    • 大きく成長する可能性がある(でも、失敗するリスクも高い)
    • 株価が大きく上下することがある
    • あまり多くの人が知らない会社もある

小型株は、子犬のようなものです。元気いっぱいで速く走れるけど、まだ体が小さくて弱いところもあります。

3. 外国の会社の株(外国株)

外国株は、日本以外の国の会社の株のことです。

  • : アップル(アメリカ)、サムスン(韓国)、ネスレ(スイス)など
  • 特徴:
    • 世界中のいろんな会社に投資できる
    • 為替(かわせ)の影響を受ける(外国のお金の価値が変わると、株の価値も変わる)
    • 日本にはない産業の会社に投資できる

外国株は、動物園の珍しい動物のようなものです。見たことのない特徴を持っていて、面白いけど、ちょっと扱いが難しいこともあります。

どの株を選べばいいの?

正解はありません。でも、次のことを考えると良いでしょう:

  1. 自分の好きな会社や製品: 好きな会社の株を持つと、その会社の成長を応援する気持ちになれます。
  2. リスクをどれくらい取れるか: 大型株は安定していて、小型株はリスクが高いけど大きく成長する可能性があります。
  3. 勉強する時間: 外国株を買うなら、その国のことも勉強する必要があります。

投資の鉄則:たまごは一つのかごに盛るな

これは「分散投資」という大切な考え方です。一つの会社や種類の株だけに集中せず、いろんな種類の株を少しずつ持つことが大切です。

例えば:

  • 大型株を6割
  • 小型株を3割
  • 外国株を1割

このように分けると、リスクを減らすことができます。

まとめ

  • 株には大型株、小型株、外国株などいろいろな種類がある
  • それぞれに良いところと気をつけるところがある
  • 自分に合った株を選ぶことが大切
  • でも、一つの種類だけに集中せず、分散投資を心がけよう

次回は、実際に株を買う方法について学びます。証券会社という、株を買うときに助けてくれる会社のことも知っていきましょう!

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