第15回:税金のこと 〜利益が出たら払わなきゃいけないもの〜
こんにちは!今日は「税金」について学びます。特に、株式投資で儲けたときに関係する税金のことを知っていきましょう。税金は少し難しい話題かもしれませんが、大人になったときに役立つ大切な知識です。
税金って何?
税金は、国や地方自治体がみんなの生活をよくするために使うお金です。
- 学校、病院、道路などを作るのに使われる
- みんなで少しずつ出し合うもの
- 儲けたら払う決まり
株式投資にかかる主な税金
- 配当金にかかる税金:
- 配当金をもらったら払う税金
- 譲渡益税(じょうとえきぜい):
- 株を売って儲けが出たときに払う税金
配当金にかかる税金
例えば:
- 1万円の配当金をもらった
- 税金は約20%
- 1万円 × 20% = 2,000円が税金
- 手元に残るのは 1万円 – 2,000円 = 8,000円
譲渡益税の計算例
想像してみよう:
- ABCラーメン株式会社の株を1万円で買った
- 1年後に1万5千円で売った
- 儲けは 1万5千円 – 1万円 = 5千円
- 税金は約20%なので、5千円 × 20% = 1,000円
- 手元に残る儲けは 5千円 – 1,000円 = 4,000円
税金の納め方
- 源泉徴収:
- 配当金をもらうときに、自動的に税金が引かれる
- 自分で計算しなくていいので便利
- 確定申告:
- 自分で計算して税務署に報告する
- 大人になったら覚えておくと役立つ
損をしたときはどうなる?
- 株を売って損をしたときは、税金を払わなくていい
- むしろ、その損を翌年以降の儲けから差し引ける(損益通算)
- 3年間は繰り越して使える(繰越控除)
税金を節約する方法
- NISA(ニーサ):
- 少額投資非課税制度
- 一定額までの儲けに税金がかからない
- 子供向けのジュニアNISAもある
- 長期保有:
- 株を長く持つと、税金を払うタイミングを遅らせられる
- 損益通算:
- 儲かった分と損した分を相殺して税金を計算
税金の大切さ
税金は面倒に感じるかもしれませんが、とても大切なものです:
- 社会を支える大切な仕組み
- みんなが安心して暮らせる社会づくりに貢献
- 正しく納めることは、立派な大人の証
まとめ
- 株式投資で儲けたら税金を払う必要がある
- 主に配当金と株の売却益に税金がかかる
- 税率は約20%
- NISAなどの制度を使うと税金を節約できる
- 税金は社会を支える大切なもの
株式投資を始めるときは、儲けだけでなく税金のことも考えることが大切です。正しく理解して、賢く投資しましょう!
次回は、「投資信託:みんなでお金を出し合って投資するしくみ」について学びます。株式投資とはちょっと違う、もうひとつの投資方法を知っていきましょう!
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